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優秀作品3つは、グループ精算BOT、BitcoinBOT、スキー場でLINEBOT!

優勝賞金1000万円と話題となっているLINE BOT AWARDS。今まではパートナー企業だけに公開されていたLINEのMessaging APIを一般でも利用できようにし、様々な人達にchatbot開発に触れてもらいたいと想いをもって開催されているAWARDSになります。
賞金は優勝以外にも、部門賞が10個準備されており、それぞれに50万円が準備されています。(学生賞だけ100万円)

AWARDS公式のハッカソンは、東京と大阪で行われ、今回はその東京ハッカソンになります。
作られた作品全てにAWARDS事務局からコメントがあったので、参加していただい方には、審査基準の一つでもある「LINEらしさ」を体感してもらえたのではないでしょうか?
今回発表された作品に関して言えば、
・めんどくさい入力を省き、気軽にコミュニケーションできる
・リアルなコミュニケーションを生み出すような使い方
そんなものが高い評価を得たような気がします。

MashupAwards運営事務局は、イベントパートナーとしてLINE BOT AWARDSに協力しています。

 

■発表作品

今回のハッカソンでは、合計で15作品が作られ、優秀作品3つが選ばれました。今回の審査基準は以下の3つです。
①お役立ち度 ②LINEらしさ ③インパクト
優秀作品チームにはLINEグッズ(ブラウン&コニーのぬいぐるみ)をプレゼント!
  

それでは、まずは優秀作品からご紹介したいと思います。

<優秀作品①>
■作品名:グループ清算bot ーCheckunー/チーム名:Team Sunshine
グループ旅行、イベントなどでの会計係をBotが代行
http://hacklog.jp/works/50294
グループ旅行での精算、めんどくさいですよね?LINEBOTで、「①レシート・支払集計、②誰が誰にいくら払うか、③全員分のお金の回収」を行います。金額の入力だけでは何にいくら払ったかわからなくなるので、レシートの投稿でそれを補います。(OCRで文字を読み取っているわけではありません)。

実際のデモはこちら

「支払っていない人に支払い通知を送るといいね!」などの意見も。支払いの防止やリマインダーはBOTらしさがありますね。(請求って何度もしずらいですしね)。
多くの人が経験のある課題だけあって、「欲しい」という声もでていました。

 


<優秀作品②>
■作品名:BitcoinBot/チーム名:Tokyo_and_Jochi

ビットコインの送金をLINEで行えるボット
http://hacklog.jp/works/50272
機能としては、寄付機能、変動予測機能、Beacon機能などがあります。Beaconは、神社のお賽銭、路上パフォーマンスなどを想定。

変動予測機能のデモ。通知もしてくれます。

「寄付は何に使われたのか?などわからないので、そことビットコインとつなげたところはいいと思います」というコメントがありました。

 


<優秀作品③>
■作品名:スキー場で LINE BOT/チーム名:Pizayanz

スキー場での「会えないを解決」「会いたいを実現」するBotです
http://hacklog.jp/works/50269
リフト乗り場や休憩スペース(食事処)などにLINEBeaconを起き、グループ内の誰かがそのそばを通過した際に、「◯◯さんは第4リフトにのったよ」と自動的に投稿してくれるBOT。利用者はグループチャットにLINEBOTを入れるだけ。チャットのURLをたたけば、誰がどこにいるのかのゲレンデ地図が開きます。

こちらのチームはハッカソン2日目の午前に実際にゲレンデに行って検証してきたのこと。ゲレンデは反射するものが何もなく、かなり遠くでもBeaconが反応してしまうなど、2日間で様々な課題も洗い出していました。

実際にゲレンデで試してきたデモ

今、友だちがどこにいるのか?返事がなくてもわかるので、待ち伏せすることもできますね。(グループ内にいる気になる女の子とペアリフトに乗るチャンスを作れるとか作れないとか?)

 

以上が優秀作品の3つです!

優秀作品を選び、全ての作品にコメントをいただいた事務局のみなさま。ありがとうございました。
特にLINEの梅津さん(写真:中央)。ハッカソンのサポートお疲れ様でした。


続いて、今回作られた作品を全てご紹介したいとおもいます。企業賞を獲得した作品もありますよー。

■作品名:翻訳の達人/チーム名:翻訳の達人チーム
カジュアルな文章、ビジネス文章の翻訳サービス
http://hacklog.jp/works/50295
翻訳を気軽に頼めるサービス。機械翻訳か、カジュアル文章、ビジネス文章など選択できます。人が翻訳する場合は有料となり、翻訳サービスであるGengoにつなげる想定。


■作品名:webhook-faker/チーム名:自宅警備員.biz
web hookのダミーデータを生成するツール
http://hacklog.jp/works/50290
node.jsでダミーデータ生成ツールを作りました。ローカルで開発できないWEBhookのめんどくさいところを解決したいとのこと。


■作品名:飲み会くん/チーム名:ネコパカコンビ
検索ワードをいれると、お店の候補をだしてくれる飲み会のアシストLineボット
http://hacklog.jp/works/50288

コメンテーターからは、「キーワードを入力すると途切れるのでインプットはボタンで簡単にできる方がいい。そんな、ラフなコミュニケーションをいかにするのか大事。もっと大事なのは、いかに女の子をグループに誘い込むのか!」と大人なアドバイスもw

 


■作品名:東京あんと/チーム名:東京あんと(VAL研究所賞)
現在位置や駅などの設置されたBeaconの近くへ近づくと列車の運行情報を配信
http://hacklog.jp/works/50286

こちらはVAL研究所賞を獲得しました!おめでとうございます。

迂回情報がわかったらいいなという意見がでましたが…APIはないとのこと。

 


■作品名:すまぼ/チーム名:TEAM ぼっち
一人暮らし用の家(ワンルーム等)をLINEらしいキャラクラーへ擬人化 + 各種センサと連携してスマートホーム化
http://hacklog.jp/works/50285

「一人暮らしの人を外出させたりしたほうが社会意義的にもビジネス的にもありだと思います」という意見がでました。

 


■作品名:定期券策BOT/チーム名:ipfactory(1年生)
定期券料金を表示するlinebot
http://hacklog.jp/works/50284

専門学校1年生チーム。今日はとりあえずAPIの勉強にきたそうです。社会人的には、経費精算の方が需要があるとおもうとの意見も。元乗り換え案内サービス担当から助言をするのであれば、定期券を考慮した経費精算というのは、もっと需要があります。

 


■作品名:たすくのぷい○ゅあ/チーム名:ODP Project
LINE BOT APIを利用したおこさまのタスク管理ツール
http://hacklog.jp/works/50281
起きる、寝る、歯磨きする、着替えるなどのタスク管理ができます。実際にやったらぷりきゅあが褒めてくれたり、メッセージでお話できたるする機能も実装。親と子とチャンネルがあり、親の方ではこどもの名前を登録でき、子どもの名前を挿入して褒めてもらえます。

使用技術について!

こちらの作品は、エーアイ賞をゲットです!おめでとうございます。

 


■作品名:新たな出会いを!相席BOT/チーム名:さたふる
Barや飲食店で、新たな出会いを仲介してくれるLINE BOT
http://hacklog.jp/works/50280
相席BOT対応の飲食店にいくと、誰かと話したいと思っているユーザの一覧が見られ、会話依頼を送ることができます。友だち登録しなくても仲介して会話できるのでハードル低いです。PayPalを使って1杯おごることも可能です。

利用規約12条8項で面識のない個人間同士の出会い系の利用は禁止されているとのこと。ただ、お店と個人のやりとりであれば、商業利用として可能みたいです。

 


■作品名:Chabo〜3秒で始めるプログラミング〜/チーム名:ほさかと、さぶ
LINEなどのBotで使用できるプログラミング言語
https://chabo-ruby.herokuapp.com/
LINEなどのいつも使っているメッセンジャーアプリでプログラミングを試せます。エディタや関数も準備しています。言語はRubyをベースにしており、Rubyのコードや、Chabo独自の構文でチャットをより楽しくするBotをプログラミングできます。

3秒で始めるプログラミング学習デモ


■作品名:NIPPON横断!旅ボット/チーム名:Catchy
訪日外国人&日本人の日本横断旅行をサポートするボット
http://hacklog.jp/works/50274
出発日と行き先をBOTが覚えていて、出発当日に案内(おすすめ飲食店などのご当地情報や周辺地図)をする。目的地が複数ある場合は、時間になったら次の行き先を案内。

複数の目的地の場合には、どんなルートで回ればいいのか?などの情報のほうが欲しいとの意見も。

 


■作品名:空気を読まずに、勝手にまとめるbot/チーム名:team65
「今日飲める?」と友だちに聞いて、YESの人を集計してくれるBOT
http://hacklog.jp/works/50271

 


■作品名:ライブを5倍楽しめるLINE BOT/チーム名:なんちゃってアイドル布教家 
アイドル現場を5倍楽しむLINE
http://hacklog.jp/works/50270
3日間で300組のアイドルがお台場で歌って踊るイベントがあります。複数会場あるので何処でどんな曲が流れているのか教えてくれるBOT。気になる曲があったら、BOTがLINE MUSICのリンクを表示。

発表された作品は以上です。

 

 

■LINE BOT AWARDSとは

LINE BOT AWARDSとはLINEのchatbot開発促進及びユーザーへの普及を目的に開催するAWARDS。個人・法人問わず誰でも参加可能で、応募〆切は2/22です。
賞金は、優勝作品一つではなく、10個の部門賞も準備されています。

<優勝賞金1,000万円の審査基準>
①お役立ち度・・・そのbotが何かの課題を解決しているか
②ユーザーからの支持・・・BOTのお友達の数。(早めのリリースが有利になるよ)
③新機能活用(LINEらしさ)・・・グループ、ボタン型やカルーセル型などの活用
④インパクト・・・Think Bigな発想
⑤サービスの継続性・・・ビジネス的にもやっていけるのかなど

<50万円の部門賞を狙う場合の応募基準>
利用シーン、要素技術、応募者属性別に10個の部門賞が準備されています。
①ライフスタイル部門:検索や予約など日々の生活をちょっと便利にしてくれるbot
②エンターテイメント部門:ユーザーを楽しませたり、音楽や動画などのコンテンツを絡めたbot
③ゲーム部門:botとの対話をUXの軸にしたゲーム
④対話エンジン部門:自然言語処理あるいは他の手法で、質の高い対話エンジンを実装したチーム
⑤グループトーク部門: 1:1ではなく複数人の会話でその価値を発揮するbot。
⑥IoT/Beacon部門 :IoTデバイスとの連携でセンサー関知や制御が行えるbot、LINE Beaconの近接情報を利用してスマホ画面に閉じないユーザー体験を実現したbot
⑦学生部門:学生が企画・開発したもの(※学生賞だけ賞金100万円!)
⑧スタートアップ部門:創業3年未満の企業が開発したもの。新規性やスピード、リスクテイクを重視
⑨ローカライズ部門:台湾、タイ、インドネシアなど各国の事情に即した課題を解決するbot
⑩GEEK部門:開発者による開発者のためのbot
MashupAwards属性には、是非要素技術の「対話エンジン部門」「グループトーク部門」「IoT/Beacon部門」や「GEEK部門」を狙って欲しいところ。

 

■サポートAPI

今回のハッカソンでサポートいただいたAPIは以下になります。

LINE Messaging API/LINE Beacon(LINE株式会社)
サービスとLINEユーザーの双方向コミュニケーションを可能にします。
1.ReplyAPI:ユーザーから受信したメッセージに返信する
2.Push API:自らユーザーにコメントを投げかける
3.マルチキャストAPI:複数名に対して同じメッセージを配信する
通常「Push API」は有料ですが、今回のAWARDSに応募いただける作品には無償で利用可能です。
ボタン、カルーセルテンプレート等、Richなメッセージを送る事もできるので、是非ご利用ください。
Beaconは、端末送信しかできないタイプ。HWDのIDによりBeaconの特定をしています。

駅すぱあとWebサービス駅すぱあと路線図(ヴァル研究所)
乗換案内のWebAPIです。駅、路線データ、料金、経路の取得が可能です。

日本語音声合成API AITalk WebAPI(エーアイ株式会社)
より人間らしく自然な音声で自由に音声合成をすることが可能な、高品質音声合成エンジンのAPI。リクエストされたテキストデータを音声データに変換しレスポンスします。

Intel Edison 拡張ボードのHenry/CypressのBLEセンサーモジュール (モーションコントロール)
搭載している9軸センサーで加速度、ジャイロ・地磁気・温度の測定が可能。またUSBカメラなどの機器も使えます。CypressのBLEセンサーモジュールはEdisonのBLEと接続し温度湿度とビーコンとしての機能があります。

PayPal
様々な決済手段に対応しているAPI
①都度決済(利用例:ECサイト) ②定期支払(利用例:会員制サービス)③従量課金(利用例:ゲーム課金)④マーケットプレイス用決済(利用例:CtoC決済手数料)⑤送金(利用例:アフェリエイト報酬)など

 

イベントの様子は、Twitterのつぶやきを写真をみていただけると、盛り上がりがより伝わるかと思います!
・つぶやきまとめ https://togetter.com/li/1073033
・イベント写真 https://www.flickr.com/photos/100125183@N08/albums/72157675798008223

 

みなさま!お疲れ様でした!応募〆切は2月22日だよ!

 

蛇足

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今回は、ハッカソン中にゲレンデに検証にいくという、狂ったチームがいました。
こちらのサービスの想定ターゲットは4人ぐらいのグループだったそうですが、2人でも十分はぐれ有効だったとのこと。
Beaconの置く位置によってかなり遠くでも反応していまうことなど、3本しか滑れなかったそうですが、いろいろと発見はあったようです。
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正直、どのチームよりも、ハッカソンを楽しんでいるように見えました!
ゲレンデまで検証しに行っていますが、作るものは作りおり、何度も壁にぶち当たっては、代替方法を考え実装しているところも、これまたすごいところでした。
みんなで検証ツアー(という名の遊び)に雪山へ行きたいですね。

 

MashupAwardsイベント情報

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