10/12,19に行われたハッカソン「Mashup Awards 11 ハッカソン予選徳島〜IoT×APIでMashup!〜」のレポートになります。

徳島でのハッカソンは3回目。今回はいつもの2日連続ハッカソンではなく、1週間明けての2日間開催のハッカソンとなりました。

MashupAwards11の予選を兼ねてのハッカソンになるので、最優秀賞チームには、副賞としてMA11の2ndSTAGE進出権利を提供しております。
200万円まであと2つという近道を手に入れたチームはこちらです。

 

 

■作品名:スダチクラウド

hacklog.jp/works/4356

ツイッターでログインして、みんなでスダチに水を与えるサービス

 

審査基準はこちら!

①アイデア:独自性、新規性、優れた着眼点、発展可能性

②完成度 :実用性、ユーザビリティ、エンタテインメント性

③デザイン:芸術性、優れた表現技法

 

今回の審査は以下のお二人と伴野さんの3名でおこないました。
渡會さんはオンラインでの審査になりました。


 ・佐田 幸宏氏(デザインエッグ株式会社の代表取締役 CEO)

 ・渡會 豊政氏(株式会社ARM)

それでは、今回のハッカソンで作られた作品を、最優秀作品から紹介していきたいと思います。

 

■発表作品

<最優秀賞>

■作品名:スダチクラウド

hacklog.jp/works/4356

ツイッターでログインし、みんなでスダチに水を与えていくためのサービス
すだちくんの鉢に湿度センサーを搭載し、アプリですだちくんの状態を確認できます。「水をあげる」ボタンをおすとポンプで鉢に水やりでき、お水が流れるとすだちくんからお礼のツイートがもらえます。水をあげられるのは1日一度まで!

そして1日1回すだちくんが「スダチ日記」を書いてくれます。また、すだちが育ったら、スダチをプレゼントするとかしないとか?

技術的には、アプリ側はapplican、ハード部分はsparkcoreを利用したそうです。

デモ!

奥様の大切なスダチを育てるサービスなら、作っていても怒られないし、奥様も喜ぶと思って思いついたとのこと。ただの水やりサービスはよく聞きますが、みんなで水やりをやったり、Twitterでお礼をいったり日記を書くという技術の無駄遣いぶりが評価されての最優秀賞受賞です。おめでとうございます。

 

 

続いて、今回発表された作品を全て紹介しますね。

 

 


■作品名:フタ閉めて!

hacklog.jp/works/4355

トイレの蓋のあけっぱなしを注意するサービス!

旦那様のトイレの蓋開けっ放しにイライラする主婦の悩みを解決。距離センサーを使って座っているかどうかを判定。トイレの蓋に磁気センサーをつけフタの開閉を把握。トイレが終わったのにフタがあけっぱなしだとクラウディアがVoicetextWebAPI経由で「フタ、閉めてよね!」と怒ります。そして、ママにはmythings経由でメール通知します。何度も閉め忘れたらペナルティなども考えているとのこと。

デモ!

個人特定の仕組みは、距離センサーで座高の高さを把握したり、HVC-Cで顔認識をしたりなど検討したけれど、今回のハッカソンでは実装できなかったとのこと。バージョンアップに期待してます!

 

 


■作品名:ゴミを捨てまセンサー(仮)

hacklog.jp/works/4368

ゴミ箱が溜まっていたらお知らせしてくれるサービス

ゴミ箱がいっぱいになったのを、ゴミ箱の方からおしえてくれたらいいのに…。距離センサーを使ってゴミ箱に溜まったゴミの量を把握し、ゴミが沢山になったらmythings経由でプッシュ通知とメールがきます。
ごみ処理業者が利用すれば、ゴミの少ない場所はまわらないなど、効率よくゴミ収拾できるようになります。また、他の活用方法としては、ポストや宅配ボックスに何かが投入されたら通知という形で作れば、毎日見に行く手間が省けます。

デモ!

こちらのチームはエンジニアさんが少なかったんですが、しっかり実装をしてきたし、エンジニア以外の人はこの仕組をつかった別の利用方法などの将来構想の部分などを考え、チームプレイがうまく噛み合った形でプレゼンができていた気がします。

 

 


■作品名:クールに鬼ごっこ

hacklog.jp/works/4361

温度センサーを体に装着し、鬼ごっこをし、クールさをキープし続けることができた者の勝利

ゲーム前に参加者の温度を測り、そことの差分をつかって、クールに鬼ごっこをする新しい鬼ごっこ。足が速い、体力がある人が必ずしも強いとは限らない鬼ごっこ。クールさを維持するために、心理戦も有効。
ただ…実装までいたらず(残念)

アイデアは面白い!!と絶賛でしたが、実装できずorz。

 

 


■作品名:サテライトワーク推進 座布団型ガジェット

hacklog.jp/works/4359

座布団内に温度センサー、Wifiチップ、を内蔵し、「ぬくもり」を感じたら会社に送信。

神山町のように、いろんな場所で仕事をする人の勤怠管理に利用できる座布団型ガジェット。

座布団に内蔵された温度センサーが一定の温度以上になると、センシングの結果をリアルタイムに検知し、YahooメールとIBMBluemixに送信。メール着信履歴はmythingsにより15分おきにチェックされ、Twitterに投稿されます。「帰れ」とか「起きろ」といったつぶやきが投稿されるとhueにより照明が点灯・消灯します。

初めてのIoT作品で勝手がわからず、最初にもらったセンサーは座ったら壊してしまったというアクシデントがあり、今回は代替案で望んだどのこと。IoT作品はデバックに失敗すると大変だということを学んだそうです。

座った座らないというOnOffではなく、しばらく座らないと反応しない「ぬくもり」というところがなんだか好きな作品です。そのぬくもりをhueで表現したかったとのこと…。hueを忘れてしまってごめんなさいm(_ _)m。

 

こちらはmbed賞を獲得しました!おめでとうございます。

 

 

発表された作品は以上です!続いて、イベントの様子を時系列にお伝えします。

■イベント風景

今日の会場はプログラミングスクールだよ!テーマはIoTなのでいろいろと遊び道具持ってきたよー。

 

 

・イントロダクション

今日は、ピンクのTシャツをきた、眼鏡とひげがトレードマークのあの人が司会です。今日のイベントの位置づけは、MashupAwards11の予選。

今回のハッカソンに勝ち抜くと、全国の強者が集う2ndSTAGE(準決勝)にすすめます!

 

早速アイスブレイクです。司令は「インターネットにつなげたらすげー!っと思うものの絵を書いてね!」というもの。ん???「毛???」

 

書いたら同じテーブルの人とあてあいます。スポーツとインターネット、こたつとインターネット、エスカレータで体重を測る、髪の毛にIPを割り当てるなど、いろんな世界が話されていました。

 

 

・インプットタイム

今回は3つのAPIについてサポートいただきました。

 

mbed(株式会社ARM)

mbed(エンベッド)は、ARM Cortex-Mプロセッサコアを使用したMCU開発プラットフォーム。オンラインコンパイラやコンポーネントライブラリを使用して、センサ制御やネットワーク接続機能を迅速に開発することが可能です。

 

mythings(ヤフー株式会社)

いろいろなWebサービスや、いろいろなIoTデバイスが持つ機能を、自分で組み合わせて便利に使う事ができるサービスです。mythingsを使うことで、普段開放していないヤフーのAPIなども利用することができます。また、IDCFチャンネルを経由すれば「自作ガジェット」も、オンラインにつなげることができます。

そしてmythings以外の170以上のAPI紹介はこちらの動画でお楽しみ下さい。(音楽は脳内再生で)

 

 

ネットワークプリントWebAPI(シャープ株式会社)
今日は隣の部署のネットワークプリントの話をしにきました!
ネットワークプリントサービスは、写真やPDF、MS-Officeなどのファイルを、サークルK、サンクス、ファミマ、ローソンなど、全国約30,000店舗のコンビニにあるマルチコピー機。 そのネットワークプリンターにWebAPI経由で印刷物を送る事ができます。
(隣の部署の説明ありがとうございました!!)

 

それぞれの概要をきいたらおさわり+質問タイムです。

 

 

・ハンズオン

一番気になったものをちょっとだけ使ってみましょう。というハンズオンタイム。みんなでLチカです!!mbedは二人で1組になってレッスンスタート!そして利用したmbedはみなさまにプレゼント(いつもありがとうございます!!)

 

Yahoo!のmythingsは一番人気!プロジェクターとホワイトボードを使ってレッスン。

 

SHARPさんは井戸端スタイルでわきあいあいと!

 

 

・アイデアソン+チームビルディング

何ができるのか、よりイメージが鮮明になったところで、キーワードを発散させていきます。

 

そして、発散したキーワードをもとに、一つのアイデアをまとめていきます。

 

みんなのアイデアをみてまわるアイデアウォークです。面白いアイデアはあったかな?

 

そして人気アイデアの発表です。最初のアイスブレイクで考えたアイデアも多かったですね。

 

今回のハッカソンで一緒に作る仲間を探すナンパのお時間です。

 

チームがきまったら、ランチを食べながらチームアイデアソン。

 

利用する技術などを含めてより具体的にアイデアを固めます。時には質問もしながら。

 

今回のハッカソンで作るアイデア宣言です。みなさま、アイデア自体は元のアイデアとあまり変わっていないみたいですね。

 

 

・ハッキングタイム

あとはひたすらハッキング。初めてハードを触る人ばかりなので、サポートが大忙しです。

 

mbedさんとYahooさんの二人からサポートをうける贅沢シーンも!

 

でもみんな楽しそう!

 

途中で糖分補給はいりまーす。

 

あとは時間が許す限りモクモクです。

 

1日目の最後に進捗報告をしてもらいました。今回のハッカソンは2日連続ではなく週をまたいでの2日間です。

チーム内での連絡手段なども決めて帰りましょうね!

 

1週間後の2日目のはじまりです。まずはみなさまからの進捗共有。

 

2日目はいろいろと小物が揃ってます。

 

こちらのチームは、植物とポンプが登場!!

 

デバック中に最初のセンサーを壊してしまったので、クッション性の高い座布団に変更したそうです。

 

もくもく。もくもく。

 

早めのランチ!今日は生姜焼き、ヒレカツ、チキンの3種類だよ。

 

引き続きもくもく。

 

ハッキングタイムが終了したら、代表者じゃんけんで発表の順番を決めます。

 

今日の審査員は佐田さんと渡會さん(オンラインなのでPC越しで参戦です)。

 

IoTのデモはドキドキですね。

 

発表が終わったらタッチ&トライ!みんなで他のチームの作品を試してみましょう。

 

ある程度他のチームの作品もためしたら懇親会です。かんぱーい。

 

お寿司をかこみながらわいわい。

 

そして結果発表です。今回はmbed賞と最優秀賞の2つ!

 

最後は審査員の佐田さんから全ての作品に対して総評を。

 

「MashuupAwardsのいいところは、マネタイズがきかれないところ。いつ製品化するの?って聞かれないところ。だから、もっと遊心をいれたら面白かったのにと感じました。
例えば、トイレは締め忘れが3回続いたら写真をソーシャルで流すとか、ゴミ箱はゴミ箱にモーター付けて自分で空にするとか。そしたら部屋にゴミが散らかるのが嫌だからゴミ捨てをするようになるなど。
その中で、座布団の人のぬくもりを遠隔地で感じられる点はよかった。スダチも水やりという単純なことをゲーム感覚て遊んでいくところなどはMAらしくてよかったと思います。」

 

起業しながらも、MashupAwardsを楽しんで何度も参加してくれている佐田さんらしいコメントでした。
佐田さんが過去にMashupAwardsに応募してくれた遊びココロ満載な作品はこちら!

 → http://hacklog.jp/users/395

 

初めてのIoT体験者が多い中、とてもすばらしい作品ばかりでした。みなさまお疲れ様!

 

最後に、今回のハッカソンを開催するにあたり、集客、会場探しなどをお手伝いいただいた坂東さん。会場を提供いただきましたビザンコムのみなさま。ありがとうございました。

 

イベント関連リンクこちらをみていただくと、イベントの盛り上がりがより伝わるかと思います!

●つぶやきまとめ(togetter)
http://togetter.com/li/886064

●イベン写真(flickr)
https://www.flickr.com/photos/100125183@N08/albums

●関連ブログ
https://goo.gl/BHD1CT/TECHNOMOBILEブログ

編集後記

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今回のハッカソンのテーマはIoT。はじめてIoTに触れる人が多く、実はちょっと心配していましたが、フタを開けたら完成度の高い作品ばかり。初日のAPIサポート企業のみなさまとのわきあいあいとした雰囲気、そして、新しい技術を楽しんでもらっている空気があり、運営側としてとても嬉しかったです。

実は他にも嬉しかったことが多数ありました。昨年サポートにきていただいHOYAさんのVoiceTextWebAPIをも利用してくれていたのも密かに嬉しかったことの一つ。高知県から参加してくれた方がいたことも嬉しかったことの一つ。また「来年もきてください。こんなにハッカソンが楽しいものだと知りませんでした!」っといってくださったことも嬉しかったことの一つ。審査員にきていただい佐田さんのコメントも嬉しかったことの一つ。

 

MA11主催のハッカソンとして、私が参加する最後のハッカソンだったのですが、とても嬉しい気持ちで終えることができました。ありがとうございます。準決勝である2ndSTAGEで多くの方と再会できることを期待しています。

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